「自利利他」を昨今の情勢に合わせて考えよう
こんにちは。日本仏教協会です。
この度、新型コロナウイルスの感染拡大により、お亡くなりになられた方に哀悼の意を表するとともに、御遺族の方には心よりお悔やみ申し上げます。
日本仏教協会では、仏教の「自利利他」の考え方が非常に大事だと考えます。
「自利利他」とは
平たく言うと、自分が幸せになることは人を幸せにすることであり、人を幸せにすることは自分の幸せになる、というものです。
「自利利他」で感染拡大防止
昨今の状況に当てはめて考えてみましょう。
新型コロナウイルス感染拡大の予防として、不要・不急の外出自粛要請が出ておりますが、遊びに出かけてしまう人や、感染しても何とかなると考えている方が多数います。
しかし自分が感染すれば、お年寄りや子供にウイルスを媒介してしまうかもしれません。「自利利他」の考えを実践すれば、感染拡大防止のため、万全の策を尽くす方を増やすことが可能です。それにより自分も感染しない・人にもうつさないという、重要な感染拡大対策にご貢献できます。
感染拡大防止はひとりひとりの考えや行動で大きく貢献できるのです。
今一度、感染拡大防止について何ができてどうすればいいのか考えてみていただければ幸いです。