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住職はどうやったらなれる?

みなさんこんにちは。

 

お寺への訪問、お寺での企業研修、仏教協会でおなじみの日本仏教協会、ブログ担当の龍造寺(りゅうぞうじ)です。

 

前回は「僧侶のなり方」についてご紹介しました。

 

今回は同じようなテーマとして、「住職のなり方」を解説していきます。

 

 

そもそも住職とは?

 

そもそも住職とはどういった人のことを言うのかご存知でしょうか。

 

住職とは、住み込みでお寺の管理や維持、運営を行う僧侶の最高責任者のことです。

 

正式には、「住持職」と呼びます。

 

住職は、弟子となる僧侶達をまとめ、葬儀や法事の責任者となりますので、言わば寺院の顔といった存在になります。

 

 

住職のなり方

 

住職になるために特に必要な資格はありません。

 

しかし、寺院によっては世襲によって住職を継承することもあるため、後継者が既に決められている寺院ではその住職になることは難しいです。

 

後継者がまだ決まっていない寺院は、本山から推薦された僧侶を住職として迎え入れるのが一般的です。

 

その場合、本山で厳しい修行を積み、認められた人のみが住職として選ばれます。

 

 

住職に求められることとは?

 

住職は一寺の最高位の僧侶ですので、求められるものは大きいです。

 

例えば、多くの住職は寺院の運営を円滑にするために、弟子をとります。

 

住職は、弟子たちの見本となる存在ですから、その認識をしっかり持ち、常に向上心を持って職務にあたることが必要です。

 

そのためには、弟子たち以上に自己と向き合い、自己に厳しく、鍛練する必要があるでしょう。

 

また、地域の見守るお寺のトップでもあるという認識も欠かせません。

 

地域の人々の拠り所となるような存在である必要があります。

 

 

まとめ

 

これだけの責任があるのが住職という立場ですから、その分もちろん一般の僧侶よりも高待遇な扱いを受けます。

 

昨今は、残念ながらお寺の後継者不足が深刻ですが、これまで以上に住職への道は開かれていることを意味します。

 

これから仏道を歩み始める人はぜひ住職になることも目指してみてください。

 

本ブログでは、身近に感じる仏教に関連することを切り口に、仏教についてわかりやすくお伝えしていきます。

 

今後ともご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

龍造寺

 

 

 

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