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仏教における修行とは?

みなさんこんにちは。

 

お寺への訪問、お寺での企業研修、仏教協会でおなじみの日本仏教協会、ブログ担当の龍造寺(りゅうぞうじ)です。

 

前回は日本仏教検定についてご紹介をしました。

 

今回は、仏教における修行について解説します。

 

みなさまは仏教の修行というと、どのようなものを思い浮かべますか?

 

おそらく「座禅」や「質素な食事」を思い浮かべる人が多いかと思います。

 

そして、それらは厳しいものであるという認識の人も多いでしょう。

 

もちろん、座禅や質素な食事といったものは仏教における修行内容に含まれますし、それらが時として厳しいものであるのも事実です。

 

しかし、忘れてはいけないことがあります。

 

それは、「あくまでも座禅や質素な食事というのは仏教における修行の手段であり、目的ではない」ということです。

 

仏教における修行の本来の目的とは、ずばり「悟りをひらくこと」です。

 

そして、この悟りをひらくことが何よも難しく厳しいことであり、その手段の1つである座禅や質素な食事を、果たしてそれらが修行の厳しさかと考えるのは、本来の趣旨とは違ってしまうわけですね。

 

最大の厳しさは、自分自信の心です。

 

「イライラを抑えきれない不安定な心」などはその代表で、この心を断つことができなければ、悟りへの道は開けません。

 

未熟な心を自分自身で整え、悟りに近づくことが何よりも険しく、厳しいことなのです。

 

さて、修行はお坊さんだけのものであるかというと、必ずしもそうとは限りません。

 

現在では様々なお寺で修行体験というもの開催し、一般の方々にも仏教の修行を知ってもらおうと努力しています。

 

日本仏教協会でも1日、または宿泊での修行体験を実施しておりますので、検討してくだされば何よりの幸いです。

 

お寺での体験イベント

 

もちろん、厳しいものではありませんし、悟りをひらく必要もありませんので、ご安心を(笑)

 

本ブログでは、身近に感じる仏教に関連することを切り口に、仏教についてわかりやすくお伝えしていきます。

 

今後ともご愛読のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

龍造寺

 

 

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